スポンサーリンク

京都宝泉寺禅センターで座禅修行を体験してみました

本堂・滝ノ間

2017年9月に3泊4日の座禅修行に行ってきました。
宝泉寺との出会いは、2017年5月に放送されたNHK番組「ドキュメント72時間」
この番組を見て、いつか自分も経験してみたいと思ったのです。

スポンサーリンク
suisuinoteのレクタングル広告(大)
suisuinoteのレクタングル広告(大)

修行一日目のスケジュール

入山日の流れ

まずは入山日のスケジュールをみていきましょう。

14:45 入山受付後、施設案内、食事作法説明など

16:30 堂内作法説明

16:55 新到参堂(自己紹介)、小座禅

17:00 薬石(夕食)

18:10 法話(火曜・土曜のみ)

19:00 座禅指導後、座禅

20:30 自由時間(入浴)

22:00 消灯

入山日はハードスケジュール

一日目は非常に忙しいです。修行者は修行規則を覚えなければいけません。特に食事作法は非常に複雑です。

個人的には食事作法が一番の修行だと感じたほどです。食事作法は映像で説明があるのですが、これを見てしっかりと覚えてください。夕食である薬石は緊張の連続となります。

修行中の服装

修行中は伸縮性のある動きやすいものを選んでください。毎日座禅がありますので、ジーンズはおすすめしません。

また作務といわれる労働の時間があります。畑仕事や枯れ木の処理、草むしりをおこないますので、汚れてもよい服装を心がけてください。

派手なプリント柄のTシャツや肌の露出の多い服装(半ズボン、ノースリーブ)は控えましょう。

サンダルは必須

修行中、靴下ははきません。裸足で過ごしますのでサンダルは必須です。

私が参加したときは、ジャージやスエットにTシャツ、クロックス姿が多かったです。

アクセサリーとお化粧はNG

アクセサリーは禁止ですが、腕時計はつけても大丈夫です。
女性の方はお化粧は禁止です。入山初日に説明がありますので、座禅開始前に化粧を落としましょう。

日焼け止めとアイブロウぐらいなら何も言われなかったですよ。

食事について

食事には肉・魚は出てきません。朝食と夕食については、食事作法に従っていただくことになります。

粥座 (朝食)

漢字のとおり、朝食はおかゆが主食で副菜2品とたくあん。

薬石(夕食)

大椀(ごはん)、中椀(汁物)、小椀(おかず2品とたくあん)

おかずは野菜(さつまいもとれんこん)のてんぷらが非常に美味しかったです。

昼食はバイキング形式

昼食に食事作法はなく、お喋りを交えながら楽しく食事をすることができます。
内容はバイキング形式で、主食はパスタやピラフといった洋食がメインで、毎回おかわりするほど美味しかったです。
※もちろん肉・魚は出ません。

食事作法

食事の作法は複雑です。ここでは作法の一部をご紹介したいと思います。

私語厳禁、音を立ててはいけない

  • 汁物をすする音
  • お椀やお箸を置く音
  • 鼻をすする音※

※食事前の座禅直前に、鼻をかむようにしてください(座禅中も鼻水、鼻息はNG)

食べる順番をまもる

左から順に大椀(ごはん)→中椀(汁物)→小椀(おかず2品とたくあん)
その後は自由にいただくことができます。

残してはいけない

食べ物を残してはいけないので、最初は少なめにすることをおすすめします。

食事の途中で、おかわりをいただける時間があります。

全員が食べ終わるまで正座で待つ

食事の時間は正座になりますので、正座が苦手な方は非常に厳しい時間になります。全員が食べ終えるまで、次の行動に移すことはできないのです。
食事のスピードが遅い方は、慣れるまで量を控えたほうがよいかもしれないですね。

たくあんで器を洗い、お湯を飲み干す

  1. 食べ終わると、大中小の器(持鉢)を洗うために、たくあんを一枚残しておきます。
  2. 食器を洗うため、前の人にお湯を注いでもらいます。私語厳禁のため、お湯の注ぎ具合は手のひらを上げ、「十分です」と知らせます。
  3. たくあんで器を拭き、ほかの器にもお湯を移して同じように拭きます。
  4. 拭き終えるとたくあんを食べ、残ったお湯で小さい方から順番に器をお湯につけてくるくる回しながら洗っていきます。
  5. 最後にお湯を飲み干します。

一日目に失敗したエピソード

ここで私が一日目に失敗したエピソードを二つご紹介します。

1.お風呂の時間が12分!

座禅が終了したのは20:30、しかし私は19:30と思い込み入浴時間の20:50まで一時間以上もあると勘違いしてしまったのです。それに気づいたのは20:58、一人のシャワー時間は20分、つまり私に残された時間はたったの12分しかなかったのです・・・。

12分で頭と身体を洗い、髪の毛をドライヤーで乾かすことは非常に厳しい、どれを諦めるかといえば・・・私はドライヤーを諦めました。

という訳で、修行初日は時間の感覚に慣れることを第一に優先しましょう。

2.住職の前でぶっ倒れる

はい、初日からやからしてしまいました。しかも住職の前で(涙)

足の感覚がなさすぎて、立てると思いきや直立で斜め前方に倒れたのです。隣には修行仲間が居ましたが、私のようにもたつかず、さっと立って移動していたので巻き添え者はなし。本当によかった。

この事件のおかげで極限まで我慢するよりも、先に対処しておくほうがよいと学んだのでした。

基本的な修行のスケジュール

5:20 開静(起床)

5:40 八段錦(太極拳)

6:00 座禅(25分×2)

7:00 朝課(お経)

7:20 掃除

7:50 粥座 (朝食)

9:00 作務(畑仕事や草むしり等)

12:00 斎座(昼食)

12:40 自由時間(外出可)

17:00 薬石(夕食)

18:45 仏教聖典拝読

19:00 座禅(25分×3)

20:30 自由時間(入浴)

22:00  開枕(消灯)

修行2日目以降

修行2日目は常住さんの鐘の音で起床。起床から約15分で身支度を整えます。
その後、常住さんの指導の元で八段錦、簡単に言うと朝の体操です。
次に座禅、本堂にて朝課(お経)、掃除を終えてようやく朝食です。

自由時間について

自由時間は2回あります。

12:40-16:45 外出可能

昼間の自由時間は約4時間あります。遠方からの修行者は、この時間を京都観光に使われた方もいらっしゃいます。
他には洗濯をしたり、昼寝、図書室で読書、食堂(談話室)でお喋りなど、過ごし方はさまざまです。

ちなみに私の過ごし方は・・・

2日目…食堂でお喋りしていた修行者と亀岡のアルプラザでお茶→入浴

3日目…昼寝→入浴→食堂で修行者とおしゃべり

20:30-22:00 外出不可

夜の自由時間は、座禅後にあります。禅堂から降りると、常住さんがお菓子とお茶を用意してくれています。お菓子を食べながら、修行者と語らう時間は楽しく、貴重な時間です。
また修行一日目の修行者は、この時間帯に入浴時間が割り振られています。食堂にあるホワイトボードで確認することをお忘れなく。

お風呂(シャワー)について

施設にはお風呂(浴槽)はありません。シャワー室が4部屋あり、予約制となっております。昼間の自由時間帯は一人30分、夜の時間帯は一人20分枠となりますので、ゆっくりシャワーを浴びたい方は昼間の入浴をお勧めします。

シャワー室のアメニティ

  • シャンプー
  • ボディーソープ
  • ヘアードライヤー

関連宝泉寺禅センターの施設と修行者、摂心について

スポンサーリンク
suisuinoteのレクタングル広告(大)
suisuinoteのレクタングル広告(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする