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がんであることをカミングアウト、宝泉寺座禅修行後に取材を受けました

がんサバイバーのまりも(@suisui_marimo)です。

2017年9月、京都府亀岡市にある宝泉寺に3泊4日の座禅修行へ行ってきました。そして修行最終日となった9月26日、たまたま取材に来ていた朝日新聞記者に声をかけられ、取材を受けることになりました。

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朝日新聞の取材を受けることになった経緯

きっかけは最後の挨拶で、私ががんであることをカミングアウトしたことで興味を持たれたようです。修業期間中、私はがんであることを言わずに修行生活を送っていました。たった4日間の修行に、私ががんであることを公表する必要はないと思ったからです。

しかし修行が終わりに近づいた時、私が修行にきた本当の理由を言わずに修行を終えるのは、生活を共にしてきた仲間に失礼ではないか、と考えるようになったのです。

下山前の最後の挨拶

一緒に下山する仲間は5名。私以外全て男性でした。一緒に入山してきた仲間の挨拶を聞いた後、最後は私の番となりました。私は人前で話すことを得意ではありませんが、緊張せずにひとつひとつ言葉を選びながら話をしました。
私が修行にきた理由、がん患者であることを話すと、目の前の仲間が真剣に私の話に耳を傾けてくれていることがわかりました。そして最後に、再び悩んだ時にはこちらに戻りたいこと、宝泉寺で皆さんに出会え、感謝していることを告げて終わりました。

朝日新聞の記者に声をかけられる

挨拶後、下山する仲間と最後の挨拶をしていると、朝日新聞の記者に声をかけられました。先ほどの挨拶を聞いて、詳しく話を伺いたいと言われ、断る理由もなかったので引き受けることにしました。簡単なインタビューと思いきや、がんについて詳しく尋ねてこられます。私は下山前に写経を受ける予定でしたので、住職からインタビューのストップがかかりました。
写経後、今度は立ち話ではなく、椅子に座って取材を受けました。取材を受ける心構えなど一切なく、急な展開でしたので言いたいことや伝えたいことを上手く表現できません。ここで自分のボキャブラリーの少なさに情けなくなりました。
こうして取材を受け、10月4日の夕刊に修行者の一人として取材記事が掲載されました。

 初参加した滋賀県の女性(38)は4年前、舌下腺にがんが見つかった。入院治療して職場復帰したが、「好きなことをやって、生きていきたい」と半年後に退職。昨年、肺への転移が分かり、手術で切除したが、再び転移するかもしれないと不安だ。
最初の治療を終えたころは「生かしてもらったことに感謝して生きよう」と決めた。だが4年が過ぎ、淡々とした日常を過ごすことが増え、「一日一日を大切に生きたい」という気持ちが薄らぎ、寺に飛び込んだ。「同世代の人より死が近いことは意識しているので、仏様と仲良くしようと思うようになった。悩んだとき、お寺に戻りたい」

2017年10月4日付 朝日新聞 夕刊より

記事を読んだ感想

記事を読んでみた感想は、私が話した言葉で忠実に書かれていてびっくりしました。私は自分のつたない言葉ではなく、記者によって修正されたもので記事に載るものだと思っていたのです。しかし実際は等身大の私の言葉。嬉しい気持ちと恥ずかしい気持ちが入り混じった心境でした。

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